4.5. 吃音/どもり

4. 発達障害

5. 吃音きつおん

 「吃音/どもり」は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害です。症状をまとめました。

「音の繰り返し/連発」
『と、と、トマト』

「音の引き伸ばし/伸発」
『トーーマト』

「言葉が出ず間が空く/難発」
『・・・トマト』

 更に発症のタイミングで、以下のように分類されます。

「発達性吃音」
幼児期の早い段階での発症。体質的要因・発達的要因・環境要因が原因として考えられます。こちらは発達障害として捉えられます。

「獲得性吃音」
神経性の原因や、心的ストレスなどで青年期以降に発症するもの。そのためこちらは精神疾患としての捉え方があります。

3つの発話障害

 「4音声チック」「5吃音」そして精神障害の項目で扱った「場面緘黙症」の3つは、発話に関する障害グループとしてまとめた研究もされているようです。これらは心的ストレスが要因で発症したり、何らかの発達障害を併発しているケースが多く、関連が多く見られます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

名称 *
メールアドレス *
ウェブサイト