6.4 自律神経失調症

6. 気質・体調

4. 自律神経失調じりつしんけいしっちょう

 「メニエール病」「難聴」のところでも触れましたが、「自律神経失調症」は、精神状態が要因でなく体調不良になるものだと思ってもらっていて問題ないと思います。ただ、自律神経失調症になると、精神面が不安定になるんです。最初の原因は「交感神経」と「副交感神経」の乱れによるもので、不規則な生活サイクルなどに起因します。要は「休む時に休む・動くときに動く」…これに従った行動をしないために身体が誤作動を起こすような感じです。寝る前にスマホをいじったり、睡眠直前に飲食したりすると、脳が寝ている間に身体が活動してしまいます。

 症状は、頭痛・耳鳴り・疲れ目・動悸・息切れ・手足のしびれや痛み・胃の不快感や吐き気・下痢・便秘・肩こり・筋肉の痛み・めまい・微熱が続く・倦怠感・疲れやすい・ほてり・食欲がない・睡眠障害・朝起きられない・生理不順・早漏・射精不能・イライラする・怒りっぽくなる・不安感・記憶力や集中力の低下・やる気が出ない・落ち込む、など実に様々です。

 僕は自律神経が乱れて、血圧低下で朝起きれなくなり、めまいや突然の嘔吐などで症状がでます。こないだはこれが引き金になり、メニエール病の予備軍になった次第です。まずは血圧を上げるために朝起きたらコップ1杯の水を飲む・塩分摂取・発汗をしたり…腹式呼吸・胸式呼吸はそれぞれ交感神経・副交感神経呼吸を刺激しますので、それで呼吸を整えたり…簡単に出来ることで改善を図って元に戻しました。自律神経が乱れると何となく気分まで悪くなり、そうすると元々問題がなかったメンタルまで崩れて本当に辛くなってくるので、意地になって自律神経を整えました。

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